当園では母国語(日本語)を大事にし、人間として育つための基礎を育んでいます。
日本語が形成されるのは0才に始まって6才くらいまでに「一次的ことば」が育ちます。
「一次的ことば」は自分が良く知っている人との1対1での対話を通してコミュニケーションを深めていくものであり、家庭での現実的な生活の場面に関することを話すようになります。
「一次的ことば」とは現実的な身の回りの場面で「対話」「絵本の読み聞かせ」「お話をしながら絵を描く」「粘土を作る」「ごっこ遊びをする」といった経験から育まれるものです。
「一次的ことば」をしっかり身につける事で、論理的思考(物事を筋道立てて論理的に考える能力)と情緒が発達するのを助けると言われています。
を保育の中心に置いています。
絵本を読んでもらった思い出は子どもにとって愛されている実感となり、心の宝物となります。
また、絵本は子どもの想像力を膨らませ、心で感じる体験をさせてくれます。
わらべうたを通して子ども達の育ちを支えるとともに、コミュニケーションをとることで心の繋がりも築いていきます。
子どもの主体的な遊びを豊かに展開されるためには、発達に適したおもちゃなどの道具・空間・時間そして遊びの楽しさを共有する大人や友達など、人的な環境にも配慮する必要があります。
大人は子どもにいつも何かを教えたいと思っているのですが、子どもが「教えられている」と感じている時にはそれは伝わらず、子どもが「遊んでいる」と感じた時のみ、その子のものになっていきます。